2002-2008年の写真を収めたソロ写真集『HYDE IS DEAD』!
近くにはシアキス写真集と「アイアンメイケン」まで並んじゃってます!ギャヒー!私を喜ばせようとしてるとしか思えない陳列!なんてラルヲタに優しい本屋なんだぁ~~
しかしよく見たらシアキス写真集の前に何故かナベアツが居る。
アリスちゃんのシルエットがウサギになってる写真集の前に、ナベアツのシルエットがアホになっている写真集がある。凄く自然だったから一瞬気付かなかったけど、よく見たらナベアツだなこれは。ウン、凄くナベアツだ。
私を喜ばせていると見せかけて実はいやがらせをしてるとは…あの本屋、あなどれん。
というわけでお迎えして参りました、ハイドは死んじまっただ写真集です。なんて縁起でも無い題名なんざましょ。
早速詳しく感想を書いていこうと思います。
PATRICK COX好きには堪らん百合紋の装丁に、がっつり黒アイラインを引いたハイドがアンティークな部屋に佇む最新撮り下ろし写真からスタート。
光を最小限に抑えた暗がりで、ハイドが窓辺に立ったりソファで煙草を指に挟んだりレコードのジャケット(かな?)を見たりしてます。
蝋燭の光を映した大きなお目々が宝石のようにキッラキラで、淀んだわしの心には美しすぎてヒィィィイ!と叫びたくなりましたし、そのあまりに洗練された表情とポージングの数々は見てるだけでクラクラと眩暈がしてくる攻撃力を持っているのだけども、同時にハイドの「隙」の部分も上手く載せているのが何とも面白い。
全てが完璧にキマッてるわけではなく、所々あどけない目線を寄越したり、陶器で出来たヤギのドールを二匹並べてチュッチュさせたり、姫系ピンク手鏡を手にしてムフフ(*∂д6)俺うつくちぃ…みたいな顔をしてるところまで入ってます。なんなんだこのかわいこちゃんは。
こういう「隙」こそがハイドの最大限の魅力なんだなと改めて思わざるを得ない表情が、カックイー写真の合間に入ってくるから絶妙の一言です。
それにしても、アンティークなドールヘッドや小物が並んだ部屋を小さなコマ割りで載せてるページなんて、ゴルチェのテディベアシリーズを彷彿とさせますねぇぇ~大好きなんだよこのシリーズゥ~
ミニ望遠鏡を覗いたり鏡をこちらに向けてボケーッとしてたり変なんですが、ハイドの美貌がおにんぎょさんレベルだからこそ嫌味が無いよ可愛いよ(;´д⊂)アァア、イイ!
いやでも真面目に考えて、ゴシックな部屋でゴシックな格好とメイクに傾倒してしまうとイヤラシくなりますよね。このハイドさん、服なんて真っ黒に潰れててよく見えませんし髪型も普通だし、顔とオーラだけでこの個性的な部屋を背景にしてしまえるんだなと思うと感心してしまいますw
ハイドという存在自体がその部屋を完成させるパーツのように溶け込んでて、一日中見詰めていたくなるんですがほんの数ページで最新写真は敢え無く終了~
(´・ω・`)モッタイナス。もっと載せてくれ。
ここから、2008年最新撮り下ろし写真から時間を逆行していく形で、「PATi- PATi」に掲載された写真&未公開写真を掲載していく手法でした。
時期が変化するたび、写真集全体を包むアンニュイ感を象徴するような加工が施された扉写真があるんですが、このアートな扉写真だけで3,500円の価値があーーーるッッ=3
全部が全部良いってわけじゃないですし、さっきからベタ褒めで自分自身が気持ち悪いんですが、ハイドという被写体がどこまで絵画的なレベルまで昇華出来る存在であるかがよく分かります。「Self portrait」に通じるものを感じましたよ。
個人的に、SEASON'S CALLと666とレントゲンの扉写真は涎モンですた(*´Д`)ジュルリ。。。
シーズンズ~は花売りの少女みたいになってるし、666は妙なウネウネ糸が茨の冠みたいでfaithとはまた違う宗教感が漂ってるし。レントゲンなんてどっからどう見ても聖母でっせ。なんか画面が純白だもん!白い布から透けて見てる感じだしさ!貴方はまるで白いヴェールを被ったようだね!…ハッ!花嫁…?Σ(゚Д゚)
これならポスターにして玄関に飾ってもイイ。家に幸せを呼び込む写真になること間違いなしです。
まずは『faith』から~(`・∀・)鷹との共演なつかしや。
この腕に乗せてるやつ、雑誌には掲載されなかったやつですね(確かwebの裏話的なところにチョットだけ掲載されたような…)
が、よっぽど似合わなかったのか写真集でも扱い小せえぇぇwww折角乗せたのにw
でも鷹とハイドって何気に「天使の羽根」という共通項がありますね(´∀`)天使って蛇を狩るから猛禽類の羽根なんでそ?
この前ちょこっと語ってた「コンスタンティン」で、マッド天使ガブたんの羽根がなんで灰色なのかと思ってググッたら色々出てきましたよ。天使の羽根はまっちろじゃないんですねぇ。
ってことはハイドは天使だから猛禽類なのか…なんかカコイイな……リスじゃなかったのね…
他にも載ってなかった写真がありましたね!
上を見上げているハイドさん…相変わらずポカーンと口が半開きであります。もうこの人の口の緩さは筋金入りだな!
カメラ目線で窓辺に身体をあずけるハイドも見たことないかも~。疲れてんのか左目だけ少し三重になりかけてますね。イジってない天然モノはアンバランスだからこそビューティー!
なんちゃってDJも少年のようだ!こんなん雑誌に載ってましたっけ!?( ゚Д゚)もう全然覚えとらん!鼻にペンを挟んでる不思議ハイドちゃんと、振り向いた唇がムニュッとなってるキス感を誘うハイドしか記憶に御座いません。あの2つは名ショットでしたね。待ち受け画面にと携帯に閉じ込めた人も多い筈です。
次、『SEASON'S CALL』
本物のヒョウ柄コートを使ったため、ネコ科アレルギーのハイドさんは涙がうりゅうりゅ、鼻水ズビビビ状態で撮影したやつですね。
所々安達祐実に見えるんだが……井戸田さん…
整ってるからなんでしょうけど、ハイドって色んな人に似てる瞬間があるなぁ。最近は完全にエビちゃんだし、99年のカレンダーなんて鈴木蘭々に似てたぞww
『カウントダウン』
何故か5枚しか無くて、まず枚数の少なさに驚く。
なんだ?もしかして表紙飾ってなかったのかな。
『666』
合成しまくりのやつですね。十字架の屋根をバックにしたやつって、アー写になってたやつですか??
『HORIZON』
はー、これはよく覚えてます!トランポリンでぽよんぽよん飛びまくったやつですよね?地上に飛び降りてくる美少女戦士のようです。たぶんハイドはセーラー戦士です。
マーシャルのアンプをいじいじする後ろ姿にスタッフが思わず、「可愛い後姿」と表現してたことを明確に記憶している私はなんなんだ。
あ、ラバソを履いてるんですねこれ。今では珍しいかも。
未掲載だと思うんですけど、うつ伏せでカメラ目線のハイドの童顔っぷりといったらwwwこりゃたまんねー可愛さだなwwwなんじゃこりゃww
『HELLO』
加工してる写真もあれば、メインはフラッシュでパシャッ!と撮ったような素肌感のある写真がいっぱいですね。
厚化粧に見えるけど、黒シャドウを少しとアイラインくらいしか入れてないんだもん、世のおなごは堪んないよね~(´д`。)最近のアイドルのほうがよっぽど厚化粧だよ…なんなんだよ、羨ましい…
お!これだけ雰囲気が違うなと思ったらヘアメイクさんが違うんですね。こういう違いを見るのも楽しみの一つであります。
最近は生クリームが詰まってるとしか思えないくらいムッチムチの二の腕ですが、この頃はまだ折れそうに細いですね。鎖骨から肩のラインが華奢だわぁ。
『レントゲン』
ほぼ色彩を抑えた写真。この時のパチパチも買ったと思うんですが、サッパリ記憶にないなぁ~ヽ(*´∀`)ノ忘れたおー♪
白髪を少し後ろにしてスーツのハイドさん…フォーマルだけど人間らしいですね。レントゲンに漂う雰囲気はあんなに非人間的なのに。フッシギー。
ラストに各写真の撮影とメイク・スタイリストさんの名前が掲載されてます。
以上、何故か2008年のハイドが一番若々しく見えるという不思議な写真集でした。
なんという若返り!!((((゚Д゚;))))よ、よ、妖怪…?ガクブル
でも良いことですよね!現在が一番美人で可愛いんだよ!最高じゃないの。でもやっぱ妖怪すげぇぇえええ!!
お手頃価格ですし装丁も素晴らしいのでお勧め写真集です。
なんといっても撮り下ろし写真は必見のドールっぷりですしね!ゴシックだけどちょっと可愛い世界観はハイドならでは!ハイドが好きなら持ってて損は無いです。
当時雑誌を買った方も買ってない方も、HYDEというプロジェクトの軌跡として是非お手元に一冊!。゚+.(・∀・)゚+.゚今では素直にそう思えてきました~★
…いやぁね、実は見終わった後はずっとイライラしてたんですよww
写真集の帯に
『これをもって"HYDE"を封印とする……』
とかドキッとするような一文が書かれているんですけど、その言葉にこっちが衝撃を受けまして。
いやいや、HYDEとしての単独ソロが好きすぎてショックを受けたとか、そんな乙女チックな理由じゃないですよ。
( ゚ Д゚) エッ!これで終わらせる気か!?
となって、
…ソニーさんよ、これだけで封印するには勿体無いくらい、他にもいっぱい萌え萌えハイド写真を撮っただろう!?!?((゚Д゚))知ってるんだからッ!!
となった結果、
(ヨ
〃〃∩ _, ,_ ノノ キィィィ ヤダヤダ!!
⊂⌒(#`Д´)illi < アダムも居ないしアー写も無いし
`ヽ_つ⌒ヽ(ヨ) ( 白髪セミロングも入ってないー!!
⌒Y⌒ ドンドン
∩ ∧ ∧
⊂⌒( _, ,_) < なんで同じソニマガなのにワツインは無いの……?
`ヽ_つ ⊂ノ グスッ・・・
と、ジタバタしていたのです。
お陰で土日はジタバタ⇔寝るの繰り返しですよ。日曜なんて13時50分に目が覚めて、14時からパティシエの友達がプリンを持ってくる約束だったので「ぬぁあお(((;@Д@)))ぷりんぷりんぷりーん!」と大騒ぎでしたよ。なんとかプリンを受け取ってまた寝てました。
土曜は昼には起きたものの『L change the world』を見ながら爆睡してしまい、また最初から観てたら夜になったのでエヴァが見れず、なんかもうずっと寝てました。まぁこれは写真集関係無く、ただの寝過ぎなんですが。(何)
コレクター思考になってしまい「これじゃあHYDEの総まとめとして少なすぎるお…もっと分厚くて福沢さん超えてても払ったのに…orz」という気分になってたんですが、時間が経ってみれば、この不完全な封印だからこそ良いのかもしれないと思えてきたのです。
敢えて『PATi-PATi』だけに絞った、極々一部を掻い摘んだような写真集での封印。詰め込みすぎるとあまりに区切りが良過ぎてしまうじゃないですか。
さらに様々なHYDEを纏めた写真集を今後出すかはアヤシイですけど、またHYDEに会いたいと思えるような封印の仕方だなぁと感じました。
HYDEは音楽CDだけじゃなく、レントゲンDVDなどが良い例で、視覚面での販売物も全て含めてのプロジェクトだと捉えてます。(語弊がありそうなんですが、どのアーティストも基本的にはそうだと思いますけどね)写真集も、その一つ一つに世界観が凝縮されていて音楽CDと同じだけの意味があると思うんですよ。ただの萌えアイテムってだけじゃないんですッ!私が言うと説得力無いけど…!(震)
自分の中でHYDEに区切りを付けるためにも、素敵な買い物をしました(´∀`)
やっぱHYDE単独で表現しようとする作品も好きであります。本人はその枠の狭さを感じてカズさんと組みましたが、狭いながらも「(∂д6)こういうのが好きー!」とアピールしてるHYDEだけの世界も自分は好きでありますタイチョー!
また、この世界観に触れたいですね。良い写真集でした。
や~、いよいよ明日が入荷日ですね『LOVE ADDICT』。
一応CMや動画を少し見た程度で聴かないようにしてるんで、シングルを買ってたっぷり聴いて脳ミソの中を切り替えようと思います(`・ω・´)シャキン!VAMPS情報ちゃんと纏める!
まだ噂のカップリング曲も未聴なんですよねぇ。なんだかA面より人気みたいですしwカズさんの曲も好きなので楽しみだ!ワクワク。
とりあえずあれだ、VAMPSのキャラがまだちょっとよくわかんない(ry